修士論文と演奏と。

皆さまこんにちは、岩﨑です。すっかり冬景色、空気が冷たく、手袋やマフラーが必須の時期となってきました。私は寒くて布団から出たくない日々が続いておりますが、皆さまは如何お過ごしでしょうか。

さて、私はただ今大学院修士課程2年目におりますので、タイトルの通り修士論文とやらを書かなくてはなりません。
私の論文のテーマは「演奏という視点を持って楽器を考察する」ことです。そのため、演奏を欠かすことも出来ません。よって、私は演奏に勤しみながら論文を書く必要性があるのです。

演奏をするためには、日々の練習が何よりも大切であるということは、音楽を志す者には当然のことかと存じます。
そして、論文を書くにも、日々の勉強、調査、まとめが必要なのです。とある先生は、こうおっしゃったそうです。
「研究者は、志を失ってはいけない。そして、毎日1ページ書かなくてはいけない」と。

ここに、大きな矛盾が生じます。

練習しながら論文?いつ書けと。
論文書きながら練習?いつしろと。

世知辛い世の中ですね。二兎を追うものは一兎をも得ず、とはよく言ったものです。
しかしながら、私の場合、二兎を追いかけていないのです。行きつくところは、そう、論文。ひとつなのです。
これが大問題。
二兎も追ってないのに一兎をも得ず…そんな状況。
ここでへこたれていてもしょうがないので、死ぬ気で書いて、死ぬ気で弾くしかないのです。火事場の馬鹿力というやつを世間に解き放つ時がやって参りました。

とはいうものの、1日24時間という決まりは、古今東西、老若男女、不変の真理でございます。ここから逃れることが出来たなら…と、淡い期待を抱き続けていることも事実。
どなたか、1日を60時間くらいにのばす魔法をご存知ではありませんか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非私にご教授いただけたらと思います。

なんだか自分を鼓舞するブログとなってしまいました。
音大生の戯言をお読みいただき、ありがとうございました。

岩﨑。

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