明日の営業時間のお知らせだぎょ♪

明日、6月27日(土)の営業時間は、

【10:00~19:00】とさせていただきますぎょ♪

 

【スズメン速報!!】

6月27日は、レッスンでブースが大変混み合っていますぎょ。

そのため、大変申し訳ないのだけれど

ブースレンタルは承れないぎょ…

またのご利用、お待ちしておりますだぎょ!

 

 

急な夏空と。

皆さまこんにちは。急な夏空に体調がついていかない岩﨑でございます。暖かく過ごしやすいを飛び越えて暑い今日この頃ですが、皆さまは如何お過ごしでしょうか。

さて、本日は私がこの間読んだ本について書こうかと思います。
何を隠そう、給付金でるし…と単行本を買い漁っているので、読書が進む進む。

児童書熱の高い私ですが、もちろん児童書以外も読みます。とくに好きで、新刊を見かけたらとりあえず買ってしまうのが真梨幸子。イヤミスの女王ですね。イヤミスは、読み手を選ぶジャンルかと思いますが、私は大好物です。

ということで、真梨幸子の『カウントダウン』を読みました。初版は2017年ですが、文庫ではかなり新しいと思われるので、ネタばれをしないように内容には触れずに真梨幸子の魅力についてのみ書き記したいと思います。
真梨幸子の物語の魅力のひとつは、主人公の心の内を見ていくうちに、読者は物語の動きが主人公の主観のみによるものであることを忘れ、謎が解き明かされていく際に主人公の外の世界、いわば客観の世界にはたと気が付く構造ではないでしょうか。主人公の見方を通してしか物語を見ることのできない形の小説だからこそなし得る構成に、頁をめくる手が止まらなくなってしまいます。

世界の構造に関連して、カントの純粋理性批判を解説した漫画も読んだのですが、そのお話しはまた別の機会に。

岩﨑。