魔法を体験した話。

皆さまこんにちは。雨女を遺憾なく発揮して朝からスーパーハイパーめちゃすご豪雨に既に2回も見舞われた、ピアノ講師兼スタッフの岩﨑でございます。台風がこちらに向かってくるのが空気からひしひしと伝わってくる週末、皆さまは如何お過ごしでしょうか。

本日は皆さまお待ちかねのハリーポッターと呪いの子について書きたいと思います。

《ハリーポッターと呪いの子》は、2016年にロンドンで上演された、JKローリング原案の舞台です。
ハリーポッターシリーズ最終話の《死の秘宝》から19年後のお話で、主人公はハリーとジニーの息子である「アルバス・セブルス・ポッター」と、ドラコとアストリアの息子である「スコーピウス・マルフォイ」。親に対する複雑な思いを抱えた二人は親友となり、時を操って世界を変えようとします。親子の行き違い、友情、ほのかな恋愛模様が描かれる、上演時間が6時間にものぼる超大作です。

日本には、舞台上演そのものよりも先に、台本が上陸しました。
余談ですが、日本語訳の初版には忍びの地図をプリントしたカバーが付いてくるということで、張り切って予約して、買ったその日に読み切ったことを覚えています。
現在はkindleの読み放題でも読めますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

さて、現在日本では、赤坂ACTシアターにて、コロナ対策で半分カットされた、日本人キャストによる日本語での上演が行われています。
7月8日が初日でしたが、私はプレ公演を観に行ってきました。(自分ではチケットを取れなかったので、正確には「友達に連れて行ってもらった」です。)

内容については予習済みでしたが、台本を読んでいて「これ、現実世界でどうやって再現するんだろう…?夢物語じゃない?」と思った箇所が複数あり、当日は「どうなるんだろう…」と、わくわく半分、どきどき半分で会場に向かいました。

舞台を観劇した感想は、一言でいってしまえば「魔法は存在した」です。
いやあすごかった…!本当にすごかった。
耳から蒸気機関車のように出る煙、宙に浮かぶ箒、杖からほとばしる魔法。そして一番驚いたのは、ポリジュース薬での変身。ぶっちゃけ「これ一回舞台裏にはけてから次のキャストが出てくるだけだよね?」と思ってました。違いました。目の前で変身しました。

キャストさんも、若手から大御所まで実力派揃いで、見ていてとても楽しかったです。
特に美山加恋さんが素晴らしかった…!マートルが本当にマートルでしたし、メインキャストとアンサンブルキャストの中間みたいな役があるのですが、明らかにずば抜けて演技の上手い方で、どなただろう?と思って確認したら、美山加恋さんでした。
マートルはシングルキャストだったはずなので、皆さまも呪いの子を観るときは是非美山さんにご注目ください。

そんなこんなでとても楽しかった呪いの子ですが、ハリーポッターを読み込んだ人間が見ると、少し違和感を覚えるかもしれません。
そう、ローリングはあくまで「原案」なのです。
呪いの子は、あくまでも「舞台として魅せるためのハリーポッターの世界」なのです。
ローリングの作った世界はそのまま踏襲され、しかしながら「魅せるものとして」作りこまれています。
原作や映画とはまた違った魅力がある、と思って観劇するのが、一番楽しめる心持ちかなあと思いました。

ごちゃごちゃ書きましたが、なにが言いたいかといいますと、ウィザーディングワールドを創造したローリングはすごい、ということです。

こんなことを書いていたら、ハリポタを読み直したくなりました。

課題図書そっちのけで読んじゃおうかな…

岩﨑。

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