チューナーの罠

皆さん、こんばんは!

ギター講師の小林ですニコニコ

先日ギターのレッスンで、生徒さんが

「チューニングは合ってるはずなのに何だかおかしい」という

以前から話していた問題のギターを実際に持ってきてくれました。

大方オクターブピッチがずれているか何かだと思っていたのですが、

そのギターは予想の斜め上をいくものでした…

…とにかく弦がだるんだるんに緩んでたんです(笑

明らかに弦がちゃんと張れていません。

これではコードはおろか単音もままなりませんショック!

しかしチューナーで確認してみると…音程は合ってるんです。

結論から言いますと、全弦1オクターブ下でチューニングされていたんですえっ

生徒さんが使用しているチューナーには、どの弦の何の音かを判別できる機能がついている優れものだったのですが、1オクターブも下となるとチューナーも想定外だったらしく、通常の1オクターブ上の音と認識してしまったようで、チューナーの表示の上ではチューニングが合っている、ということになっておりました(汗

普通に考えれば弦もすごいたるんでて、明らかに普通のギターと違うと分かるのですが、

チューナーが「正しい」と判断してしまえば、初心者の方は混乱してしまいますよねショック!

今回は滅多にないケースだとは思いますが、チューナーの表示に頼りすぎるのは良くない、

というのは実は的を得た教訓だったりします。

僕も昔、チューナーの基本のピッチ設定(440Hz)がずれていることに気づかず、「チューナーでは

合ってるはずなのにバンドの音と違和感あるなぁ…」と失敗したことがありますガーン

皆さんもチューナーの罠にはお気をつけください!><

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